お葬式コラム

2026.03.25

忌引きは何親等まで取れる?2親等・3親等・4親等の日数と早見表

お葬式コラム

忌引きは何親等まで取れる?2親等・3親等・4親等の日数と早見表

忌引き休暇の「何親等まで対象か」「何日休める?」という疑問を、親等の数え方から会社・学校別の日数まで、わかりやすく解説します。


忌引きとは——忌引き休暇の基本

忌引き(きびき)とは、近親者が亡くなった際に喪に服すために取得できる休暇制度です。「忌引き休暇」「忌引き休み」とも呼ばれ、会社・学校ともに広く認められています。ただし法律による義務ではなく、就業規則や学校規定によって日数・対象範囲が異なります。

取得できるかどうかの基準となるのが「親等(しんとう)」という親族の距離を示す単位です。


親等とは——数え方をわかりやすく解説

親等は自分を起点として、親族との血縁・婚姻関係の近さを数字で表したものです。「1つ世代をまたぐごとに1親等」と数えます。

  • 自分の親・子 → 1親等
  • 自分の祖父母・孫・兄弟姉妹 → 2親等
  • 自分のおじ・おば・甥・姪・曽祖父母 → 3親等
  • いとこ・曽祖父母の子 → 4親等

忌引きは何親等まで取得できる?

忌引き休暇の対象範囲は法律による統一規定がなく、会社や学校の規定によって異なります。一般的には「3親等まで」を対象とする企業が多いですが、2親等まで・4親等まで含むケースもあります。

忌引き休暇の日数 一般的な目安(会社)

親等・続柄 一般的な日数 備考
配偶者 10日前後 最も長い。法定外休暇として設定されることが多い
1親等(父母・子) 5〜7日 実父母・義父母ともに同日数とする会社が多い
2親等(祖父母・兄弟姉妹・孫) 3〜5日 二親等忌引きは多くの会社が対象とする標準的な範囲
3親等(おじ・おば・甥・姪) 1〜2日 三親等葬式休みとして認める会社は多いが日数は少ない
4親等(いとこ等) 0〜1日 4親等忌引きを設けていない企業も多い。有給休暇での対応が一般的

忌引き休暇は就業規則に定めがある場合のみ取得できます。規定がない場合は有給休暇を使用するのが一般的です。事前に会社の就業規則を確認しておくことをおすすめします。


二親等(2親等)の忌引きについて

二親等には、祖父母・孫・兄弟姉妹(配偶者の兄弟姉妹含む)が該当します。多くの企業で3〜5日の忌引き休暇が認められており、忌引き休暇の中では「標準的な対象範囲」といえます。

2親等の対象続柄と日数

  • 対象続柄:祖父母 / 孫 / 兄・弟・姉・妹 / 配偶者の祖父母・兄弟姉妹
  • 会社の一般的な日数:3〜5日
  • 学校の一般的な日数:2〜3日程度

三親等(3親等)の忌引きについて

3親等にはおじ・おば・甥・姪・曽祖父母が該当します。三親等の葬式休みを設ける会社は多いですが、日数は1〜2日と少ない傾向にあります。

3親等に該当する続柄

  • おじ・おば(父母の兄弟姉妹)→ 3親等
  • 甥・姪(兄弟姉妹の子)→ 3親等
  • 曽祖父母(祖父母の父母)→ 3親等
  • 配偶者のおじ・おば → 3親等

3親等の忌引き日数

  • 会社:1〜2日が一般的。規定がない企業では有給対応が必要
  • 学校:忌引きとして認める学校もあるが、扱いは学校規定による

四親等(4親等)の忌引きについて

4親等にはいとこ(父母の兄弟姉妹の子)が該当します。4親等忌引きを就業規則で設けている会社は少なく、設けていても0〜1日程度です。

4親等の該当続柄と取得方法

  • 対象続柄:いとこ / 曽祖父母の兄弟姉妹 / 甥・姪の子
  • 有給休暇の使用が現実的。会社によっては特別休暇として配慮されることも

学校の忌引き——何親等まで欠席扱いにならないか

学校の忌引き規定も学校ごとに異なりますが、一般的に2親等〜3親等までが「忌引き欠席」として認められるケースが多いです。

学校の忌引き日数 目安

続柄 一般的な日数 備考
父母(1親等) 5〜7日 ほぼすべての学校が忌引き対象
祖父母(2親等) 3〜5日 遠方の場合は移動日が加算されることもある
兄弟姉妹(2親等) 3〜5日 同居・別居により日数が異なる場合も
おじ・おば(3親等) 1〜2日 学校により欠席扱いになるケースも。事前確認を推奨
いとこ(4親等) 学校規定による 多くの学校では忌引き対象外となる場合がある

忌引き取得時の注意点

提出が必要な書類

  • 会葬礼状(参列者に配られる案内状)
  • 死亡診断書のコピー(会社によっては不要な場合も)
  • 忌引き申請書(会社所定の書式)
  • 学校の場合は連絡帳または所定の届け出

よくある疑問

  • 土日・祝日は含まれる? 会社規定によります。「暦日」で数える場合は土日も含み、「労働日」で数える場合は除外されます。
  • 有給休暇との違いは? 忌引き休暇は別枠の特別休暇。有給休暇の残日数に影響しないのが一般的です。
  • 遠方の場合は? 移動に時間がかかる場合、移動日を加算してくれる会社・学校もあります。事前に確認を。
  • 事後に申請できる? 緊急の場合は事後申請も認められます。ただし証明書類の提出は必要なケースがほとんどです。

忌引き休暇の親等まとめ

親等別 忌引き取得可否の目安

親等 主な続柄 会社 学校
配偶者 夫・妻 10日前後 対象
1親等 父母・子 5〜7日 対象
2親等 祖父母・兄弟姉妹・孫 3〜5日 3〜5日
3親等 おじ・おば・甥・姪 1〜2日 規定による
4親等 いとこ 0〜1日 多くは対象外
  • 忌引き休暇に法的義務はなく、会社・学校の規定によって異なる
  • 二親等忌引きはほぼすべての企業・学校で対象となる
  • 三親等の葬式休みは多くの会社が認めるが、日数は少ない
  • 四親等(いとこ等)は有給休暇での対応が現実的
  • 忌引き対象外の場合でも、上司への相談で配慮される場合がある

忌引き休暇の規定は会社・学校によってさまざまです。急な場面で慌てないよう、事前に就業規則や学校規定を確認しておきましょう。ご不明な点は人事部門や担任の先生へご相談ください。